なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

押される背中

今日の仕事体験…
 
起業を考えてかなり経つけれど踏ん切りがつかない……
 
そんな方でした。
 
準備期間もしっかり取っていて、ビジョンもイメージもしっかりしている。
 
なのにどこか不安で…と。
 
そりゃそーです。
 
不安なものですよ。
たくさんお金だってかかるしどうなるかなんて誰もわからない事をやるんですから。
 
でもやんなきゃわかんないし
 
私がお店を始めたきっかけのひとつです。
 
誰かがやんなきゃわかんないし…誰かがやんなきゃなんないならやるのは私かぁ…
そんな感じです(笑)
 
当時、専門学校で週末に「いつかはお店とかやりたい」と思っている大人達を教えてて、「どうやったらできるんだろう」とみんなが授業を受けつつ起業についての細かい事を日々知りたい思っている様子をダイレクトに受け止める立場にいたので。。。私がやればみんなもいろいろわかるし
 
だから当時の生徒さんみんなに背中押してもらった感がありますね。
 
起業ってもちろん自分のやる気が主軸だけどこんな風に誰かにちょっと背中を押してもらう事も必要かと。。。
 
 
今日の彼女はバターの状態しっかり見極めてました。
「あ、ちょっとやわらかすぎた!」
……おお、確かにバターちょっと表面がつややかに溶け気味…
すぐ砂糖加えてました。グッジョブ!
 
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久しぶりの絞り作業かなり緊張のご様子。
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そして焼き上がり。
地もうまく仕込め無かったし上手に絞れなかったと自分責めてます(笑)
 
いやいや大丈夫だから(^。^)ほんとに
 
帰り際
「ほんとに楽しかったです!ここ3カ月ぐらいで1番楽しかったかもっ!」
と彼女。
 
少し不安が緩和されてそしてほんのちょっぴり背中を押してあげられたかな。
 
もしそうならうれしい