焼き菓子店 ボンボンシエルの「製菓理論」講座

自分のオリジナルお菓子ブランドをつくりたい、第2の人生にお菓子屋さんをやりたい、というお客様の声を受けて、プロのスキルとして必須である「製菓理論」をわかりやすくまとめました。お菓子の味を安定させる技をぜひ習得してみてください!

電気とガス

お客様から質問メールをいただきました。

 
他にも気になる方がいらっしゃるかと思いましてこちらからお応えしてみようと思います(^_^)
 
質問の内容は
 
「家庭用の電気オーブンでは失敗した事が無かったのに、ガスオーブンだとうまく焼けない」
 
お応えする前に言っておきたいのですがこれからお話する電気とガスの違いはあくまでも私の経験からそう感じた事なので…なぜこんな前置きをするかと言うと
 
オーブンって一台一台違うからです。
 
ガスでも、電気でも。ですからお菓子を上手に焼けるようになりたいのなら「その使うオーブン」と友達になる必要があるという事です。
 
さてと…
 
ちょっとオーブンから離れて考えてみて下さい。
 
ガスコンロは「火」を点火して使いますよね。
電磁調理器はスイッチを押して「熱」を発熱させます。
 
「火」はぼうぼう燃えている
「熱」はじんわり熱くなる
 
この違いです。
 
ガスオーブンは火力が強くて火通りが早いと言われるのは「火」だからでしょう。だから予熱時間も短い。一方の電気オーブンはじんわり「熱」なわけだからなかなかオーブンの庫内温度も上がりにくい。
 
クッキーの裏が焦げて表面が生焼け。これはガスオーブンは下火が強いのでなりがちなんです。だって「火」って上からメラメラ燃えてるの見た事あります?(笑)
 
焦げてしまうのならそうならないように下火を弱くする必要が出てきます。オーブン温度を低く設定するとか、天板の位置を上の方に設置するとか、天板を2枚重ねて使うとか…
 
………
 
はじめにお話しましたけれど、お菓子を上手に焼けるようになりたいのならその使うオーブンと友達にならなきゃいけないわけですよね。ガスだからとか、電気だからとかじゃなく。そのオーブンと。
 
じゃどうしたらいいのかと言うと、これみなさんにお伝えしてますけど
 
使うオーブンに添付されている
 
「料理冊子」を見て下さい。
 
そこには必ずお菓子が載っているはず、その中から自分が作ろうとしているアイテムに近いものを選んでその温度設定で焼いて見て下さい。本じゃ無くてそのオーブンの冊子です。使おうとしているオーブンの機能で作っているはずですからそれに基づいて焼くのがそのオーブンを知る早道です。
保証書と一緒にしまいこんでたら駄目ですよ(^。^)
 
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ちなみに我がボンボン・シエルのオーブンは電気オーブンです。デッキとコンベクション機能が切り替えられる優れものです(^_^)その代わりちょっとクセも強くて使いはじめはなかなか友達になれませんでした。今はいい相棒です。