なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

実技実習

基本的に我がボンボン・シエルでの製菓の授業構成は「理論」をやってから「実技」の流れになっています。
 
この日は理論をほぼひと通り終了している生徒さんの実技実習でした。
 
彼女の希望により授業内容は
「絞り」
 
実は卓上ミキサーも初体験というわけで
先ずはミキサーの使い方から(^_^)
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途中途中ボールを外してボールの周りに付いた生地を掻き落としてミキサーの中の生地状態を均一にする作業…重要です。素早くボールを外すのも慣れが必要なんですよね。

 

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絞りは生地を絞り出す強さ、それに伴う動きのスピード、口金と天板の間の高さなどなどポイントは沢山ありますが、とにかく絞るっ!というのも大事。感覚に慣れるとコントロールが出来るようにもなります。

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焼き上がりを見ながら

「これは例えばガナッシュとかジャムを挟んで仕上げてもいいね(^_^)」
とか
「この長さの感じが可愛いかも」
とか
いろいろ今後のバリエーションの広がりを想像…
また、これがたのしい!
 
「私今日、口金買って帰りますっ!」
 
「今日はいろんな形を絞ってもらいましたけど。今後はひとつ形を決めたらひたすらそれを絞ってみてね。その方が安定する(^_^)」
 
真剣に絞りながら
「これっ…たのしい…延々とやってたい(^_^)」
 
ふふふ。きっと直ぐ上手になるだろうな。