イベント出店のお誘いをいただきまして。
誘っていただいたのが
野菜を作ってる彼女。
彼女が出店する手作り市に
「ボンボンさんも一緒にどうですか」と。
それなら彼女の作ったバターナッツカボチャでお菓子をと。
彼女のカボチャを使った物は以前にも作りました。
その時は収穫仕立てのカボチャだったのでそのまま使いたくて
じっくり蒸したカボチャをそのまま混ぜ込んだりしたのですが
今回は少し変えたくて
カボチャクリーム風に。。。
イメージしたのが
パティシェール
つまり
カスタードクリームです。
こういった配合を生み出す際、私は
先ずは
基本のカスタードクリームの配合を見直して
それに
カボチャを当てはめていく感じで考えています。
<クレームパティシェール配合>
牛乳 100ml
砂糖 35g
卵黄 1個
コーンスターチ 5g
基本の配合から一番計算しやすい単純な数値にしてみてます。
100とか1とか5とかですね。
ベースになるものを水分の多いカボチャに置き換え
そこに加える砂糖はカボチャの甘みを考慮して10%に
なので10g。
卵黄を牛乳に置き換え
カボチャの濃度を調整する役割として。
コーンスターチはそのまま
ただこれに馴染ませ用の砂糖を同量5gプラス。
バターナッツカボチャ 100g
砂糖 10g
牛乳 20g
コーンスターチ 5g
砂糖 5g
これで最小の配合ができました。
実際は
バターナッツカボチャピューレ 600g
砂糖 60g
牛乳 120g
コーンスターチ 30g
砂糖 30g
カボチャは蒸してピューレ状にしたものを使っています。
1:コーンスターチと砂糖を合わせる。
(コーンスターチがだまになりにくいように砂糖となじませておく)
2:1に牛乳をくわえてしっかり混ぜる。
(コーンスターチ、砂糖を牛乳に溶かす)
3:カボチャピューレと砂糖を合わせる
4;鍋に2と3を入れて火にかける。
(焦げやすいので常に混ぜている事。)
5:全体に熱が入って濃度が出て来たら火から下ろす。
(しっかりと火を入れること。コーンスターチの粉臭さが残らないように)
もともとバターナッツカボチャは粘りのある食感なので
今回のようなカスタードクリーム風にするのは大正解でした。
甘みやクリームの固さはお好みで調整してみてください。
ただ、コーンスターチの配合はこれより少なくしてしまうと
ゆるすぎてしまうかも知れません。
また、多くすると火入れが重くなる事もお伝えしておきますね。