なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

看板の重要性

我がボンボンシエル......

実は

看板を立て始めたのが本当に最近なんです。

お店につながる路地の入り口に案内としては置いてはいましたが

ようは販売促進としての看板です。

これは

お店を始めたのなら先ずやらねばいけなかったことで

今までいかに怠慢きわまりないことをしていたか

という悪い例。。。

 

製菓衛生師全書(つまり専門学校講師時代使用していた教科書)には

製菓の事だけではなくお店経営のページもあって

 

'販売促進のあり方'

なんていう単元もあるんですね。

 

ー菓子店の専門店像(例)ー

①自店の顧客対象に対し、満足して頂く商品ができているか。

②情報発信が質、量共に出来ているか。

③お店での購入時に優雅な満足感があるか、自店を利用することに

誇りを持ってもらえているか。

(製菓衛生師全書より引用)

 

'基本'ですよね(笑)

 

でもこの②の情報発信(お店の)というのが私は出来ていなかったんです。

商品についての情報発信は出来ていても

 

ここにお店があります!

 

というアイコンを準備できていなかった。

一番確実で

一番身近な

販売促進なのに

です。

 

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この看板をお店から少し離れた道の角に

置かせていただくようになってから

 

「看板見てきました」

「看板あったので......」

「看板あってよかった」

 

来てくださるお客さまの数、確実に増えたんです。

看板立てただけなのに。

 

やらなきゃいけないことでした。

 

もちろん

SNSは必須です。

これも重要な販売促進ツールなのは誰もが知っている通りです。

 

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でも

お店の周りの方々に

気づいてもらう事がとっても大事なことである

ということ。

 

私がそうであったように

お店を立ち上げるときはホームページを始めとして

デジタルな方に意識が行きがちですけれど

そちらだけではなく

基本のアナログ発信もどうぞお忘れなく。

 

でも、この看板にもお店のイメージがきちんと反映されるようにしないと

効果は弱くなると思います。

うちは手書き看板にしました。

その方がより

'うちらしさ'がでると思ったし

これを見つけて来てくださるお客様が看板と違うと

がっかりしないようにしないといけませんものね。

 

こう書くと

さも私が描きましたみたいになってますけど(笑)

お願いしてうちのデザイナーに描いてもらいました。

私はこういったグラフィック系はちょっと弱いので(残念(笑))

 

なので

お店の営業日には先ず

'看板を運ぶ'

作業から始まります。