焼き菓子店 ボンボンシエルの「製菓理論」講座

自分のオリジナルお菓子ブランドをつくりたい、第2の人生にお菓子屋さんをやりたい、というお客様の声を受けて、プロのスキルとして必須である「製菓理論」をわかりやすくまとめました。お菓子の味を安定させる技をぜひ習得してみてください!

組み合わせで新商品

バレンタインが過ぎてからの

この内容……

もっと早く言えっ!

っと突っ込みを入れられるのは覚悟の上ですが(笑)

ブラウニーのお話を…

 

毎回新しい商品を作り上げるまでに

私も試行錯誤を重ねていたりするのですが

ブラウニーもそのひとつ。

奇をてらったものを作ろうとは

全く思わないので

配合を微妙にかえて風味に変化をつけたり、製法をかえて食感に工夫したり…

でも今年はちょっとうちにしては変り種でした。

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これ、組み合わせただけなのですけれど

見た目、食感、変わりました。

生地は普通にチョコレートのバター生地です。

そして普通ならば

生地にそのまま混ぜ込むクルミとかフルーツを

今回はこちらも以前にご紹介した

火を使わないお菓子のロースイーツのアレンジ。

それを薄くシート状にしてサンドしてみたんです。

 

www.bonbonciel.work

 

 

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今回はクルミとドライクランベリーのみ。

型にあわせてのばしておいています。

生地はチョコレートのバター生地これも以前にご紹介したもの。

 

www.bonbonciel.work

 ブラウニーと言えば焼きっぱなしのお菓子の代表選手みたいな感じですが

今回はちょっとだけ手間がかかっています。

 

生地...時間差で焼き上げています。

 

どういうことかというと

ようは

用意しておいたクルミとクランベリーのシートを

'途中で'サンドして全体を焼き上げているんです。

 

まず、生地の半分を型に入れて延ばし火入れします。

でも、焼ききらないで表面が乾くくらいまで。

そしてクルミとクランベリーのシートをのせ

残りの生地を上に広げて焼き上げます。

 

焼き上がったら逆さまにして冷まします。

そうすると表面がフラットに仕上がります。

 

 

今回もクルミとクランベリーを使う事は始めから決めていて

生地に普通に混ぜ込むつもりでした。

でも

「ん?まてよ?.....サンドするのもいいんじゃ!?」

 

そしてクルミとクランベリーをプロセッサーにかけてシートに。

で、先ずはチョコレート生地を薄く2枚焼いてサンドしてみました。

 

「おお、いいんじゃない!」

「んーーーーーーーーでも生地とシート、一緒に焼き上げたいなぁ......」

「サンドしていっぺんに窯入れしたらきれいにサンドの状態で焼き上がるかわかんないからなぁ......」

「時間差かぁ......」

ここまでは私ひとりの脳内でのぶつぶつ.....です(笑)

いつもこんな感じ。

ひとり声だしてることもあり....(怖)

 

いつもの生地もちょっと発想をかえてみるとまた違った新しいお菓子に

なったりするんですよね。

 

'混ぜ込む'

のと

'サンドする'

ただこの違いだけ。

 

この'サンドする'

ほかにもいろいろ使えそうです。