お菓子の学習塾 そして小さな焼き菓子店「ボンボンシエル」

自分のオリジナルお菓子ブランドをつくりたい、第2の人生にお菓子屋さんをやりたい、というお客様の声を受けて、プロのスキルとして必須である「製菓理論」をわかりやすくまとめました。お菓子の味を安定させる技をぜひ習得してみてください!

どこまでがお手軽か……

先日の個人レッスン

'油脂'の単元

油脂と言えば

油・・・oil

脂・・・fat

の大きく分けて二種類あって

お菓子の材料的にわかりやすく言うと

oilはサラダオイル

fatはバター

となるわけですけれど

 

先日の生徒さんは今後

'お手軽'をキーワードに

お菓子やお料理の教室をやりたいと思っていて

準備を進めています。

で、

'お手軽'となると使う油脂は

やっぱりバターよりはオイル

となりますよね?

バターは良い状態になるまで待たなきゃならないし

家にある油脂となればやはり

サラダオイルは大抵のお宅に準備されてますからお手軽感は更に増します(笑)

 

バターじゃなくても大抵のお菓子はオイルで作れますし、差し替え出来ます。

でも

バターの風味に慣れてしまっている私の様な人はオイルのお菓子ってちょっと物足りなく感じちゃう…(笑)まぁ、それはそれとして…

 

今回彼女と話してから

'お手軽'をちょっと意識しながら

ちょこちょこ作ってみたのが

まず

<お手軽レモンピール>

これはレモンの皮をさっと湯がいて

シロップでコトコト煮たもの。

ちゃんとレモンピールを作ろうと思うと

シロップの糖度を変えながらつくるので

時間も手間もかかってしまうのですが

こちらはすぐ出来ます。

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ポイントはなるべく白い部分を落とす事

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そして細くカット

 

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一度'湯がき'ます

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水:砂糖=1:1

つまり例えば50gの水に50gの砂糖を溶かしてシロップを作るという意味です。

(量はレモン皮の量で調整してみて下さい。だいたいレモン2個分の皮なら50g:50gの量で大丈夫です。)

そのシロップにレモンピールを加えて

コトコト煮ます。

レモン皮にシロップがゆるく絡んで艶やかになれば火から下ろしてそのまま冷まします。

 

このお手軽レモンピールを使って

<お手軽カップケーキ>

材料、配合はいつもの(笑笑)4同割り

材料4つでいいですから'お手軽'です。

全卵2個

砂糖・・・全卵2個のg

薄力粉・・・全卵2個のg

オイル・・・全卵2個のg

お手軽レモンピール・・・適宜

 

仕上げ

粉糖・・・ 出来上がったカップケーキ1個に対して約15g。

水.レモン汁・・・粉糖に少しずつ加えながらゆるさを調整。

お手軽レモンピール・・・適宜

 

<工程>

1:全卵に砂糖を加えて立てる。白っぽくなるまでしっかり立てます。もったりするまで。

2:粉を加えます。粉が混ざりきらないうちに

ピールを加えます(ピールの周りに粉を付ける感じ)

3:最後にオイルを加えて混ぜます。

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より'お手軽'にするなら焼きっぱなしで終了。

も有りですね。

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ちょっとアイシングすると

やっぱり違います(笑)

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レモンの香りを感じられる生地です。

バターを使わない生地でもレモンが風味を打ち出してくれている感じです。

 

 

本当は生地も別立てにしたかったけれど

共立てにしたのは計量も卵黄、卵白の別々に

測るのは手間かな?と思ったからです。

オイルは必ず最後に加えて下さい。

 

正直、お手軽って難しい…

レモンピールにしてもこのピールはちゃんとしたピールに比べてはお手軽ですけれど

白い甘皮を綺麗に削ぎ落として細かく刻んで…ってやらなきゃならないし(笑)

全卵を白っぽくなるまで立てるのも大変といえば大変(笑)ミキサーないと厳しいかも。バターを立てる事はしなくてもいいけれど卵は立てる訳で。ベーキングパウダーの力を借りて浮かせるという事もありですが。

 

どの視点をスタートに手軽なのかをしっかり組み立てる必要がありそうです。

 

ちなみに

今回ご紹介したアイテム

私個人的な視点からはかなり

'お手軽'です。

ぜひ作ってみて下さい(笑笑)