「何度の温度で焼くのですか?」
と聞かれると
私はいつも
「ご自宅のオーブンの説明書をみて
それに載っているお菓子の種類に
合わせて焼いて下さい。」
と
お応えしています。
それが1番確実ですから(笑)
ただ
教科書的
基本の焼成温度というのも一応あります。
・スポンジ生地 160℃から180℃
・バター生地 160℃から170℃
・シュー生地 200℃
・パイ生地 200℃
ザックリですけれど(笑)
教科書から引用してます。
どんなオーブンにも対応出来る様に
する為にはどうしてもこうなりますよね。
だから
そのオーブン
そのオーブン
にあった焼成温度は
説明書に書いてあるものが正解というわけ。
今回は
同じマフィンの生地でも
焼成温度の違いで
焼き上がりの状態が全然変わってしまう
という実験。
教科書的に言うと
マフィンの生地は
バター生地の仲間ですから
焼成温度は 160℃から170℃
それを外して焼いてみると。。。
こちらは低い温度 約150℃
↓
フラットに近い焼き上がり。
こちらは高めの温度 約200℃
↓
早い段階で
表面の生地に火が通って
まだ火が入って無い生地が
溢れ出してきています。
「ありゃ?!こりゃ窯の温度高すぎたな」
ってなる焼き上がり。
初めて焼成する配合だったりすると
こう言った失敗になりがち
(私の場合(笑))
火の入り、浮き上がりは
生地の配合や型に充填する量
型の形状
などでも変わります。
自分のイメージの焼き上がりの形
を作り上げたい場合
試し焼きが必要って事ですね。
マフィンの焼成で
温度が高すぎて
マグマのように生地が溢れて焼き上がって
しまった場合の対策をひとつご紹介。
溢れ出て焼き上がった生地を
カットして
そぼろ状(クラム)にします。
表面にジャムやチョコレートを薄く塗り
クラムをつけて仕上げ。
↓
ちょっとイメージの違った
マフィンになりますよ。