なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

新しい授業構成とワクワクした気持ち

冬の特別授業受講募集から

すぐの申込みを頂いたうちのお一人は

もう既に起業して自分リズムで

シフォン屋さんをされている方でした。

既に工房をお持ちなので

「なんなら、工房にお邪魔して授業しますよ」

という事になり

(使い慣れた場所で、いつもの材料の受講の方が受講後すぐにいろんな形で活かせてもらえますもんね。

ボンボンシエルの授業、基本なんでもアリ(笑))

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とにかく研究熱心

もともとは料理が専門

だから材料の事はだいたいわかってます。

「先生、デモやって欲しい」

とのご希望で

今回は時間の許す限り

焼成デモを繰り返す感じ。

でも最後の一回は私がなんか納得いかなくて

お願いしてやらせてもらいました。

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課題は気泡…

ちょっと特別なお砂糖使ってるんですよね。

生ザラメ…こちら…気泡の感じにこのお砂糖が影響しているかは確信は全く持てないんですけど、粒度が大きいのは間違い無いのでそこかな?とも思っていて、加え方、立て方いろいろ変化させてみたりしました。

今回は今作ってらっしゃるシフォンのバージョンアップが目的なので今回の授業から新しい生地の指標が生まれてくれたらいいなと思っています。

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↑授業中は全くメモ取らないんですけど

1日目のまとめとそれに基づいての2日目の質問事項を事細かくまとめてます。

 

終始

「やーーーーったのしいっ!

ほんとたのしいっ!

シフォンやっててこんなたのしいの初めてかも!」

と言いながらの受講(笑)

こちらもあがりますよね!

私もすごくたのしかった!

ひとんちって忘れるくらい(笑)

 

私も今回また、気づきや発見がたくさんあったのですが、そのひとつに2日かけて続けての授業構成がありました。

やっぱり1日で終わらそうとするとどうしてもどこか急いでしまって

例えば、生地をしっかり休ませた方がいいのはわかっていてもそれが中途半端になってしまったりする事がどうしても発生してしまう。

2日で1レッスンとすればきちんと生地状態も安定するしよりじっくり授業ができるので

今回の授業構成は今後もっと取り入れたいなと思います。

もっといろんな事が出来そう!

ワクワクしますね(笑笑)

 

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年明け初めての授業が

こんな形でスタートできてうれしいです。

 

みなさんにとっても

ワクワクたのしい1年になりますように!