今回の'大量生産と理論に基づくチョコレートの扱いを学ぶ2DAYS'の
授業内容のひとつ
"チョコレートを使ったお菓子を30個ラッピングまで仕上げる"
お菓子自体を作るより
この
ラッピングにかかる時間の方が
はるかに多いんですよね。
準備してあったラッピンググッズ
テンパリングした
チョコレートでライン仕上げ
ここからが'包む'作業
袋に入れる30回
シーラーで留める30回
表示シールを貼る30回
細かい工程をまずは
30回ずつ続けるわけです。
30回をここまでで3工程だから
90回…
仕込みは1回か2回で終わるわけだから
作業的にはラッピング、包む方が断然多い(笑)
作った後に最低これだけの作業が待っているということを認識してスケジュールを組んでいかないといけないと言うことですよね。
この後、今度はラッピングデザイン…
みなさん個人個人で
バランスを見ながらどんな風に包むか
決めてもらいました。
一応、私の方から
こんな感じが出来ますよ。みたいな
サンプルは用意してありましたけれど。
包む為の材料は全く同じ。
でも
どのシールを
どの位置に貼るかだけでも
その人のバランスで表現されます。
真ん中なのか
右上、右下、左上、左下
ちょっとの位置の違いで表情全然変わります。
それと
リボンもそう…
ループを大きくするのか
小さくするのか
それだけでも
雰囲気が全然変わってきますよね。
'バランスを見る'事で
オリジナルラッピングが出来上がってくるのだと思います。
今回の彼女は
「大きい方がいいですぅ…」
って事で
ループを大きく
元気なラッピングに仕上がりました。
お菓子って嗜好品ですから
食べる前の視覚もとっても大事。
特にバレンタインなんかのギフトは
思い入れが相手にはっきり伝わるタイプですからラッピングもかなり重要なアイコンになります。
自分のバランス感覚
しっかり発揮してくださいね。