なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

シフォン型、このサイズを選んだ訳。

そういえば

しばらく型を買うって事を

していなかったなぁと…。

お店のラインナップも

そこそこ落ち着いているので

今あるもので充分足りているし

一度買ってしまえぼ型なんて

よほどのことが無い限りは

そうそう壊れるものでもありませんから。

 

でも最近

益々シフォンについて聞かれる事が

ほんとに増えて、年末年始にぶつけて

シフォンに特化した2DAYS授業も開催したんですけど。

型がね。我が工房にあるのが

20cmと10cmだけ

本当の

大と小  (笑)

別にこの型でも授業はできちゃうんですけど

でも通常みなさんが使っているのは

17cmが殆どのようで

やっぱりみんなが持ってるやつが

あった方がいいよなぁ……

なんてぼんやり考えてはいたのです。

 

実は

来月にまた

シフォンに特化した2DAYS授業をしようと

考えていて、型、買う事にしました。

 

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型を選ぶ際に

私がまず考えたのが

'授業的に作りやすい配合'

なんですよね。

どう言う事かと言うと

 

生徒さんが扱いやすい卵の量という事。

 

卵1個だけで仕込むのって

やりづらいですよね。

逆に5個とか6個とかだと大変だし。

 

'混ぜやすい'

'立てやすい'

卵の量って

大体3個ぐらいだと思うんです。

 

ま、だから17cmでもOKなんですけど

授業の場合

焼成から冷まして型抜きまで

1日で終わらせなきゃいけない場合もある訳で。

そうなると

火の入りも比較的早い方がありがたいし

もちろん早く冷めて欲しい。

 

で、私が今回購入を決めたのが

卵3個が分量の目安である

'トール14cmのシフォン型'

 

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卵3個でこのくらいのボリューム感。

大体焼成時間もうちの工房の窯で20分前後。

授業構成するにもやりやすそうな

焼成時間です。

授業の中でどんなふうに

タイムスケジュールを組むかで

生徒さんの理解度とか満足度が

違ってくるので

どの型の大きさを使うかも

大事なポイントなんですよね。

 

新しいシフォン型で

どんな授業になるかたのしみですっ!