なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

ちょっとの気合いで気づくこと

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お客様に対して分け隔てを

するつもりは全く無いのだけれど…。

ご注文いただいたお客様が

お菓子に精通されていたり

普段からほぼお菓子屋さんの如く

お菓子を作られていたり

勉強熱心な方だったりすると

ちょっといつもと違う気合いが

入ったりします。

なんていうのかな

なんか…

'もう一度確認しながら作る'

そんな感じ。

どうしても作業に慣れていると

手を抜いてるわけではないけど

あまり考えず、振り向かず作る事になってたりするので。

そんな時にいつもとは違う感覚でうちのお菓子を召し上がってくださるのではないかなこの方は…そんな緊張…。

もちろんいつも粗相があってはならないんですけど、より粗相無いようにしなければっ!と(笑)

そんな風に良い緊張感を感じながら作り始めると、ああ。。。ここはこの方が良かったんだな

とか、もう少しここをこうしようとか。

改めて再び作業や生地状態の振り返りをしてたりします。

大幅に何がを変えるというわけではなく

日常的な作業を繰り返しているうちに少しずつズレてしまったところを改めて気づいてまた戻していく。

ありがたい。

ほんとうに。

毎回勝負感を持ちながら仕事したいと思っていますけど、それが緩んでいきがちなのも事実。

 

良い緊張感…

いつも感じていたいものですね!