なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

窯と友達になれ!!!

質問しないで!

って言ってるわけではないので

そのあたりは勘違いしないで

欲しいんですけれども。。。

みなさん

どれだけ自分のオーブンと

向き合っているのかな?

って話。。。

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「先生、何度で何分くらい焼くんですか?」

って

ほんとうによく質問されるので。。。

 

例えば

お菓子教室とか、学校とかで

その教室、実習室で焼いてるものに

対してならまあ、まだ

そこにあるオーブンなわけだから

そう聞くこともおかしくは無いかもしれない

けれど。

 

でも告白すると…

専門学校講師時代

生徒に

「先生!これ焼き時間どれくらいですか?」

って聞かれると

ちょっとイラっとしましたけど(笑)

デモやってるし

焼き上がりの状態も見せてる

自分の生地は自分で責任もって焼けや!

って(笑)こーわーい〜

 

窯に任せっきり感が否めないんで。

それで上手いこと焼けないと

窯のせいにする。

 

それって

窯のクセや機能をきっちり

わかってないからでしょ?

 

あと焼き上がりの生地状態も

ちゃんと見ればわかるはず

焼き色もそうだし

確認だってそこそこお菓子焼いてたら

わかるはず

竹串刺すなり、真ん中押してみるなり…

 

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これは

専門学校の学生だけの

話では無い気がするんですよね。

 

例えば

本の通りの設定温度と時間で

焼いたのに上手く焼けないとか。

これって

失敗したのは

本のせいになってる。

 

まず自分のオーブンの機能やクセを

ちゃんと把握してかつ

生地の状態で焼き上がりの判断は

充分出来るはずなのに

 

焼き時間なんて

その時じゃなきゃ

わからないんですよ

あくまでも目安でしか無い。

それも

その人その人

使ってる窯違うんだから。

 

あんまり聞かれるので

私の製菓理論オンラインでは

「焼く」に特化した単元作ってます(笑)

 

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テキスト作る時は

入れるつもりなかったんですけどね

ただただ

窯と友達になれ!!!

って事が言いたくて(笑)

「焼き」について細かくまとめてます。

 

オンライン受講後のみんなは

私に質問する時

「〇〇度で〇〇分焼いてみようと

思うんですけど〇〇〇〇は」

って言い方に変わりますね。

 

焼きを窯任せにしないで

窯と共に焼いていきましょう!