なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

上がる気持ちで作る事

私は

お米をとぐのをすっごく

面倒くさいと感じる人で

(こう見えて料理苦手(笑))

でも

パンを焼くのは

全く面倒だと

感じないタイプなんですけど

だから

我が家用のパンは

気が向くと焼きます。

で、

いつもは比較的

仕事でお菓子を作るクセも手伝って

分割も同じ重さになるように

計りながらやるんですけど

 

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先日は

生地成形の段階で

「いーや、どうせ、家のだし」

って気持ちが働いて

いい加減に分割して

成形して焼き上げ。。。

 

ひどいもんでしたわ(泣笑)

 

きっとそんなに焼きたい気持ちでも

無かったんだと思うんですよね。

今思えば。。。

 

授業でも

話してしていたんですけど

やっぱりね

今日は本気で

たのしくお菓子を作りたいっ!

って気分で作った時は

自分でも納得の出来栄えに

なる事が多い。

 

今回の私のように

どっか惰性で

「いいや、もう。。。」

なんて気持ちだったり

 

「疲れてるけどやろー」

って集中力が

確実に落ちてる時だったり

 

そんな時は

納得のいくものは

仕上がりにくいです。

 

で、

上がりも悪いから

返ってストレス。。。

 

今回作ったパンなんて

早く無くしたいから

無駄にやたら食べてるし

それもストレスですよねぇ

 

自宅用だからこそ

たのしく作って

いい感じに仕上がった方が

毎日がもっとたのしくなるわけで。

 

冷凍ストックしてある

いまいち君の

パンを見るたび

「嗚呼、

なんで分割計量しなかったんだろう

計ることなんて全然

手間じゃなかろう?」

と自問自答する日々

 

こう言う時に限って

量多く仕込んじゃったりも

してんのよ

 

やっぱり

上がる気持ちで

作ることって大事です。