なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

「クッキーだから薄力粉」とは限らない [軽やかに、熱く語るよ製菓理論 粉の話 #6] 

強力粉でも

クッキーは

作れますよ!!!

 

f:id:bonbonciel1013:20210523211836j:plain

実は

製菓理論の教科書には

 

薄力粉がお菓子

 

強力粉がパン

 

デュラム粉がパスタ

 

そんなふうに

まるで決まりごとにように

書かれているので

クッキーは

「薄力粉じゃないと作れない」

と勘違いされている方も

いらしゃるかと。。。(笑)

 

じゃ

なんで

「決まってる」

みたいに書かれているかというと

 

その方が

説明がつく事柄が多いからかなぁ

(笑 ざっくりやな)

 

向き不向きの問題

だったりしますからね

(本当ざっくり 笑)

小麦粉の話で

必ず

出てくる

「グルテン」

これは

小麦粉の中に含まれている

2つのタンパク質から

できているものなんだけれど

粘りや弾力のもとになります。

 

強力粉と薄力粉は

このタンパク質の

含まれる量とか質が違うので

出来上がる生地の粘り方や弾力が違うから

使い分けよう!

ってことなんですよね。

 

なんだけど。。。

 

このグルテンという

物資の粘りや弾力は

「あるもの」を加えないと

働かないんです。

 

その

「あるもの」とは

 

水分

 

一応パンで

力の方の説明すると

 

パンって

水を加えてこねると

ふっくらとした

弾力のあるパンになりますよね

グルテンの働きを

しっかり

使っているわけです。

でも

こねるのが足りないと

ふくらみが悪くて

かたいパンになっちゃうでしょ。

パンの場合は

グルテンのコントロールを

「力」ですること多いですよね。

 

しっかりこねましょう!!!!って

 

で、水分の方で言うと

 

レシピ上、水分が少なくて

グルテンが出にくいレシピならば

薄力粉でも強力粉でも

さほど変わらないものができる。

 

水がなければグルテン働きません

 

クッキーの配合をみてみると

例えば

 

粉    50g

無塩バター35g

砂糖   15g

バニラ  適宜

塩    適宜

 

水分ほとんど使ってないですね。

こういう配合ならば

薄力粉でも

強力粉でも

グルテンの影響がそんなに

変わらないので

どちらも

そんなに食感が変わらない

クッキーになるはずです。

 

ご興味ある方は

ぜひ

強力粉と薄力粉で

作ってみてください。

 


www.youtube.com

 

 

 

下記

私の活動の

ご案内を載せさせて

いただくことにしました。

よろしくお願いします。

 

❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 

■Instagram

@lebonbondeciel

 

❤︎❤︎❤︎


製菓理論オンライン20
受講生募集中です。

完全マンツーマンレッスンなので

毎月の受付枠が

決まっています。


詳しい詳細、お申込みは

こちらから

岡本由美 (おかもとゆみ)製菓理論オンライン20 - リザスト


❤︎❤︎❤︎
スコーン通信販売
プレーン20個〜¥3800
冷蔵便配送費別途頂戴いたします。
焼成したひと窯分すべてお送り
させていただいています。
(冷凍保存可能)

ご注文、ご入金確認後
粉の仕込みに入ります。


❤︎❤︎❤︎

■LINE公式アカウント登録で
11本の無料動画付き❤︎
「自分レシピComplete Note」
プレゼントしています。
@bonboncielで検索してみて下さい。

 

「シンプルでわかりやすい

見入ってしまいました!」

そんな風に言っていただけてます❤︎

 

❤︎❤︎❤︎

■YouTube

「ボンボンシエルチャンネル」

作りやすいレシピを

たくさん公開してます。

よろしければ

チャンネル登録お願いします❤︎