最新動画は
「バナナとオートミールのマフィン」
サブテーマとして
〜フードプロセッサーを使いこなす〜
とあるんですけど。
フードプロセッサー
略して「フープロ」
って
材料を細かくしたり
ペースト状にしたり
がメインの機材と認識
されてる方も多いかと思います。
ただ私のようなお菓子をやる身からすると
何かをペースト状にするのはもちろんですけど
それ意外に、生地のベース作りにもかなり働いてくれるもの。
という認識なります。
めちゃくちゃ使ってます😊
粉と油脂(主に固形脂)をサブラージュ
(すり混ぜ)することはフープロがあれば
あっという間に出来てしまいます。
スコーンの仕込みはフル稼働です。
それと
今回の動画の中で
ちょっと注目してみてもらいたいのが
冒頭の混ぜ合わせの部分。
フープロって実は
'乳化'も得意なんですよ。
今回のバナナマフィンは
オイルを使用していますけど
計量の際
全卵2個を割ってそのグラムに
オイルをプラスして250gにあわせて
組み立てる生地配合です。
全卵とオイルですから
まさに水と油ですね😊
で、
その水と油そして砂糖を加えて
フープロで回します。
でも
分離はせずかなり早い段階で
乳化状態になってくれるんですね。
で、その乳化状態に
オートミールやバナナを
加えていって回す。
そこでも
きちんと乳化状態に。
乳化得意なんですよ。
フープロは😊
ガナッシュなんかを
フープロで仕込む人もいます。
ガナッシュも一種の乳化状態が成立している
もののひとつですからね。
ただ、しっかり見てないと
その乳化状態もずっと回していたら
分離状態になりますからフープロを
使う際は回す匙加減もポイントになります。
とにかく早いので
その境目を見逃さない事。
動画を見る際にも
止めるタイミングとその生地状態を
チェックして下さい😊
そして今回は
薄力粉と米粉の差し替えが
可能なレシピになっています。
動画内でもご紹介してますけど
粉あわせにそのままフープロを使って
生地仕込みごできるのが
米粉。
つまりはじめから材料を混ぜていくだけの
このレシピ。
米粉は引き続きフープロで混ぜて大丈夫。
っということ。
一方、あとは粉合わせを残すのみとなった生地に粉を合わせる時は一度ボールに移して
粉を合わせるのは薄力粉。
何故かというと
それはみなさんおわかりかと思いますが
グルテンは水と力で出来るものなので
フープロはパワーがありますから
薄力粉はフープロで回してしまうと
生地に粘りが出来すぎてしまう可能性が
高くなります。生地感のコントロールは
手で混ぜた方がいい。
一方米粉はグルテン無いですから
ちょっとパワーがかかって回しても
小麦粉ほどでは無い。
だからフープロで回しても
生地感のコントロールはとりやすいわけ。
フープロを使った理由は
まだあって
今回材料にオートミールを使っているんですよね。オートミールは一度牛乳でお粥状にしてから使います。フープロだとオートミールのお粥をペースト状までしてくれるので
生地の舌触りにも影響があるオートミールの
ボソボソ感を緩和したくて使いました。
お菓子の生地作りに
ひと役もふた役も役立つ
フードプロセッサー
持っていても絶対邪魔にはならない
機材のひとつだと思います😊
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