なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

配合を動かす事に関する質問にお答えして

動画で紹介している

ココアのパウンドケーキの配合について

質問がありましたので

ちょっとお応えしてみたいと思います😊

 

 

 

質問の内容は

四同割から

ココアパウダーを入れて作る配合に

どういう考えを持ってして変えたの?

って事だと思うんですけど。

 

 

 

配合を動かす時

どう考えるの?。。。

 

 

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四同割というのは

 


卵     100g

砂糖    100g

無塩バター 100g

薄力粉   100g 

 


この配合です。

 


 


これをココアパウダーが入った

配合に動かした

動画の配合がこれ↓

 


卵     100g

砂糖    100g

無塩バター 100g

薄力粉   90g 

ココアパウダー 20g 

牛乳      35g 

シナモンパウダー、

バニラペースト適宜 

 

 

動画をみてもらうとわかりますが

この牛乳というのは

ココアパウダーをペースト状に

する為に使っています。

 


20gのココアパウダーを

バター生地に合わせやすい固さ

に調整しながら

35gの牛乳の量を割り出しました。

 


つまり

ペーストの固さ調整をしつつ

牛乳を計りながら量を決めたという事。

 

 

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薄力粉を10g減らしたのは

ココアパウダーを含んだ

ペースト状のものが生地に加わる事を

考慮して少し感覚的に減らしました。

 


理論的には

ココアパウダーを増やした分

粉も減らす。

つまり20gココアパウダーを増やしたら

粉は80g減らす。

になるんですけど

 


牛乳をプラスして

ペーストにした分を考えて

ここは

10gに。

ちょっと減らして


バランス取るかぁ。。。

そんな感じでもあります😁

 

 

私の配合の動かし方は

理論的でもあるんですけど

感覚的でもあるんで

 


なにか

絶対的な法則のもと

動かしている

とは言い切れないのが

本当のところですが

 


意識してるのは

生地に対しての

水分の量がどう変化するか

ということです。

 

 


www.youtube.com

 

 

 

 


製菓理論の講座でも

そのあたりの

水分の量と生地の関係性については

講座全体から考えても

かなりの頻度で出てきています。

 


なので

みんな自分の感覚で

生地を捉えることが出来てきてる✨

 

 

 

製菓理論を勉強すると

理論的にも感覚的にも

配合を動かす力が

身につきますよ‼️

 

 

 

 


配合を動かす力が身につく


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