焼き菓子店 ボンボンシエルの「製菓理論」講座

自分のオリジナルお菓子ブランドをつくりたい、第2の人生にお菓子屋さんをやりたい、というお客様の声を受けて、プロのスキルとして必須である「製菓理論」をわかりやすくまとめました。お菓子の味を安定させる技をぜひ習得してみてください!

姉弟で起業

福岡の方と縁が続きますね。先日の方も福岡出身。

今回の二人は福岡からの 上京組でした。

今はそれぞれ都内のパティスリー、ベーカリーにお勤めのバリバリ現役の飲食人です。

がんばってるんですよね。

二人とも。

 

お姉さんは起業にあたり、情報を収集して分析して着実に進みたいタイプ。

弟君はとりあえず起業しちゃって後から経験を積めば良いという速攻型タイプ。

 

二人の進路の決め方にも現れてました。

お姉ちゃんは専門学校で学んでから、

弟君はすぐ現場入り。年齢の割に落ち着いて見えるのは社会経験長い事もあるのかな。

 

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タイプは違えどこの姉弟かなりお菓子やパンを勉強してます。

そして

何よりもお菓子やパンが好き。

食べてますねぇ。いろんなとこのを(笑)

起業したいといってるくらいですからね。好きじゃないとね。

 

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工房案内したら窯にも興味津々。

買った値段言ったら

「へ〜〜!安いんすね!」

この反応も現役ならではです(笑)

買った当時の 値段で約52万円。パティスリーのオーブンとしては安い方ですから。

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今の時代、起業と言うハードルが決して高いものではないと言う事を

皆さん何となくわかってらしゃると思います。

 

ちょっと前なら

こんな若い二人が(姉25歳、弟23歳)準備が整えばすぐにでもお店を!

なんて言おうものなら

まだ早いだの、夢みたいなこと言ってぇだの、無理よ。

とまで言われてたかもしれません。

 

今は出来ちゃう時代です。

良い時代なのかそうじゃないのかは彼らの今後を見ればわかるでしょう。

 

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起業したいんです。と訪ねて来た二人に私がした話の一部です。

  • 強いプレゼンテーション能力を持つ

  • 人として常識ある接客(サービス)を学ぶ

 

ここでの強いプレゼンテーション能力というのは

自分がどういったイメージで何をしたいのか相手にわかりやすく伝える事

これは絶対必要なことですよね。

起業は自分一人でやるものじゃないですから。

必ず「助けてもらう相手」がいるんです。

まあ主に業者さんかな。

だから明確に相手に自分のやりたい事が伝わらないと何も作り上げる事ができないんですよ。

 

今回の姉弟もその辺りがまだ弱いので。

なぜ弱いかと言うと「まだ、漠然としかなにも決まってないから」です。

これから決めていけば良いんです。ただ「人に伝えること」を意識しながら...。

 

 

二人はお客様に心地いい空間を提供したいとも考えていました。

カフェ立ち上げによく聞きますね'心地よい空間'

でもインテリアも雰囲気も本当によくて素敵なのに

接客が残念すぎるお店もちらり.......カジュアルにも程があるっ(怒?笑)

'心地よい空間'=人として常識ある接客

これは接客の際、馬鹿丁寧な言葉を使うと言う事ではなくて、

きちんと常識的にいろんな人にたずさわる経験を大人として積んで欲しいし

そうする事でその経験が接客に必ず活きてくるものだと思うんですよね。

 

ちょっと話がずれちゃうかもしれないんですけど...

 

私はすぐ立ち上げを希望している弟君にもう少し小さい現場でいろんな人にたずさわる経験をしてみても良いのではと言いました。若くして起業すると自分が親方だから嫌な思いをして我慢しながら頑張ったりする経験 が薄くなりがちなのも事実。

でも  'こういう人にはなりたくないな'

って身を持って経験する事も大事だったりするのではないかと思うんです。

現場にいると多かれ少なかれ自分の気持ちリズムにどうしても合わない人がいるものですからねぇ....

自分がやられて嫌だなと思う事は人にはやらないものでしょう?

そういう経験が積み重なっていって常識的な接客が自然とできるのでは....

そしたらどんなお客様にでも不快な思いをさせる事はないでしょうし、心地よい空間を提供出来ると思います。

 

今回のお二人...お姉ちゃんはお目目クリクリの美人さんですし、弟君はキリッとした男前。この二人にいい感じの接客までプラスされれば福岡でもちょっと名の知れたお店になると思います。

余談ですがこの二人にはまだ上にお姉さんがひとりと弟君が下にひとりの4人兄弟姉妹なんですって、似てるんだろーな.....。

 

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二人とも現役だし、ふたりで自由に使っていいよと言ったら

本当に仲良く作業してました。

ふたりで話す時のお国言葉の響きがかわいくて

姉弟の起業....いいねぇ(笑)

 

今回はかなり専門学校講師時代の感覚で受け止めてた?せいなのか

「私たちが通ってた高校の◯◯先生にそっくりです!」と言われました(笑)

二人ともがんばってね!!!

 

 

二人を送り出した後...........

偶然にも何年かぶりに弟が顔を出してくれて。

「ゆみちゃん、ねぇスコーンないの?」

「もう包んだよ。はいこれ。」

私にもいた、弟...(笑)