なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

ブレ無い為には

最近…オンラインの授業が

コンサル化してる(笑)

私としては生徒さんの意向に

沿えていれば

理論だろうがコンサルだろうが

なんでもアリなんですけれど。

ただ私は

経営コンサルタントでも無いし

ただみなさんより

経験値が多いというだけなので

私なりの解釈でお話しさせていただいてます。

話をうかがっていると

とてもいいお菓子を作られているのに

なんかモヤモヤしてるみたいで…。

「じゃ、結局、

〇〇さんは何をやりたいんですか?」

と聞いてみると

とてもキラキラした目をして

いろいろなビジョンを話してくれました。

(zoomでもこのキラキラな目元はしっかり伝わるものなのです(笑))

「ふむ…でも今、〇〇さんは自分と同じ思考の人達へのアクションはやってませんよね?〇〇さんが作るお菓子は思考で食べるタイプだから、まずはそういう人達へのアクションが先でしょう?いいなって感じてくれる人達が集まりそうなところに自分から私はこういうお菓子を作っています!って伝えていかないと。

一般の人達に思考の強いお菓子を浸透させるよりそっちの方が早くないですか?だってお菓子に対する考え方が同じなんだから」

 

単純に和菓子が好きって言ってる人に

洋菓子勧めても響かないのと同じことですよね。

自分のお菓子をどんな人に向けて発信するのか

を考えるのはとても大事な事。

浅く広くでは無くて

ピンポイントで効果的なところを攻める。

そこがブレると

モヤモヤしちゃうんじゃ無いかしら。

ブレ無い為には自分のお菓子は

どういうお菓子なのかちゃんとわかる事も必要なんですよね。

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ちなみにこれは

基本配合から調整して仕上げてみた

チョコラズベリーマフィン。

4同割の生地にチョコレートガナッシュを

加えたもの。油脂と水分が増えたという事は

粉調整も必要…そんな風に生地調整をして焼き上げました。

うちのお菓子…理論的に作ってます!

ってコンセプト(笑)

ブレ無いですねぇ。。。