「これ下さい。」と
写真を指差してくださるお客様が増えてきました。
そして今日は
'これ下さい'の後に
「クロテッドが自家製って…。
作れるんだなぁと…思って」と興味を持ってくださったご様子。
そうなると
俄然張り切って説明始めてしまうのが常でして(笑)
「ほんとはイギリスのダブルクリームっていうのがあるといいんですけど、手に入らないので脂肪分の高い北海道産のクリームでですね…こう湯煎のお湯が沸騰しないように気をつけながらこうじっくりと………脂肪分を上の方に凝固させて………」
「……………とりあえず、たのしみに食べますね(笑)」
「…はーい……おいしく召し上がって下さい……」(声小さくなるの図)
トホホついね。。。
熱くなっちゃうクセ(苦笑)
クロテッドクリームをご存知の方もそうでない方もただただおいしく食べて頂けば良いはずなんですけど。。。
作り手って説明したがりなのかも…(私だけでは無いと思いたい)
という訳で
クロテッドクリームについて以前ご紹介した書籍以外からの抜粋を…
英 clotted cream 凝固乳。乳脂肪65%の濃厚なクリーム。牛乳を24時間、室温で放置し、沸騰させずに、ゆっくりと加熱、表面に薄い膜ができたら火から下ろし、ふたをしてそのまま置く。デザート、菓子類に添える。クロテッドは「凝固した」の意。イギリスのデボンシャー地方の特産であるため、デボンシャー・クリーム(英Devonshire cream)ともいわれる。
以前のブログもご参考までに。
クロテッドに合わせるジャムももちろん作っています。
これもジャムというにはギリギリの煮詰めでかなりのゆるさ加減。。。
以前お買い上げいただいたスイーツ男子には
「これはジャムと言えないですね(笑)」と言われました(笑)
鋭いご指摘!でも否定的な意見では無くて彼はこのゆるさに理由がある事を
しっかりわかっていての事です。
だからその際にも
なぜ故にこの煮詰め具合にしているのか
とんとんと説明を.....(笑笑)
新しい商品が定番に落ち着くまでには
まだもう少し時間がかかりそうです(笑)
この説明をせずとも皆さんが自然と召し上がっていただけるようになったら
'定番'と胸を張って言えるのではないかなと思います。
ただね.....
私のうんちく語るクセって言うのにもちょっと問題あるかも知れませんけど....