なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

ナッペはまず、テクニックよりポジショニング

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今回の製菓理論オンライン20

の単元は

「チョコレート」

「クリーム」

だったんですけど

 

 

「先生、私どうも

ナッペが苦手で。。。」

という話から

ナッペの話に。

 

結構、ナッペが苦手って話

よく聞きます。

ぶっちゃけ言えば

一回クリスマスを経験すれば

上手になります(笑笑笑)って

これを言ってしまうと

身も蓋もないので。

 

私は

みなさんの見落としポイントに

ポジションがあると

思ってるんです。

 

専門学校講師時代

いろんな子を見てきましたけど

まーーー

みんなめちゃくちゃ(笑)

 

そんなに身体ひん曲げて

よくできるね?!

って感じに

いい加減にケーキの回転台を

セットして

やってる子の多い事っ!

 

自分の身体の

真正面

遠すぎてもダメ

近すぎてもダメ

肩が上がらず

リラックスできる距離感で

ケーキの全体が見える位置。

 

これだけでも全然違います。

 

ナッペは生地の上に

クリームをのせていく作業

のせたクリーム分

ケーキが大きくなっていきます。

その状態を見ながら

少しずつ力を抜いていく感じ。

 

私からみると

みんな逆にどんどん

力が入っていってる(笑)

それじゃ

いつまで経っても

ケーキは大きくならない

 

力を抜いていく為にも

リラックスできる

ポジションは大事なんです。


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先ずはそこから

チェックしてみて下さい。