なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

もう趣味では無いのだ

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ボンボンシエルで

お菓子を学んだ彼女が

自分ブランドを立ち上げて

とうとうイベント販売を開催。

無事に'完売'という形で終了しました。

 

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シュミレーションを重ね

この日の為に準備してきた彼女を

見てきたので

完売は本当にうれしい。

ここまで来るまでに

私、実はけっこう厳しい事も

言ってきてます。

うちのお店で販売する以上

趣味の延長みたいな気持ちで

やって欲しく無いし

自分で作ったもの、

それも身体に入るものを作るという責任。

それで対価をいただくと言う事。

そのあたりの事がきちんとわかってくれる

人じゃ無いと私は受け入れられないし

いい加減な気持ちが少しでも見えたら

キリますっ!

とも言ってます。

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正直、いい加減な気持ちの人は

来たこと無いですけどね(笑)

彼女も最初からちゃんとしてましたから。

それでも言ってたんです。

大事な事は必要以上に

しつこく言う人なの私は(笑)

 

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今回は万全の体制でオープン時間を

迎えられそうに無かったから

ちょっと私もサポートしちゃったんですけど

いや、ちょっとじゃ無いか…

かなり煽ったから

お手伝いに来てくれてた

お友達も引くくらい(笑)

でも専門学校講師時代の

販売実習の時よりは

柔らかくしたつもり…(笑)

正直、製造やラッピングに関しては

まだ課題が多そうでしたけど

その辺りは作業工程の見直しを。

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これで終わりでは無く

これからがスタートですから。

ボンボンシエルでの経験を

いい通過点にして欲しいと

私は思ってます。

 

「先生、私みたいな人でも

やればできるんだって

誰かに思ってもらえたら

いいなと思ってる」

 

彼女のこれからはまだまだ続きます。

だけど

とりあえずはおつかれさまでした。