なるほど!お菓子事典 〜小さな製菓専門学校〜

製菓理論専門家が軽やかに、そして熱く語ります。

時間と自分の価値

「窯、空く時間あります?」

 

「あ、これからちょっと袋詰めをやってしまおうと思うので……」

 

「じゃ、ちょっとお借りしますね」

 

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週末の販売準備の為に

工房をレンタルしている

プティクールジェイさん…。

 

頑張ってます。

 

私はご注文いただいたスコーンの焼成を

させていただいて…

 

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「先生、はやいーーーあっという間に!

美味しそうだわーーー!

焼き色きれいーーーー!

プロの仕事だわーーーー!」

 

と、一通り褒めていただいて

ありがとうございます(笑)

 

「私は時間がどれだけあっても

足りない気がしちゃって……」

 

と彼女。

 

彼女も自分の作業のスピード感を

気にしています。

 

仕事は慣れればそこそこ早くは

なるとは思いますが

それにプラス、どうやったら

効率よく進められるのがを

常に頭で考える事もしないと

いつまで経っても時間は

短縮していきません。

作業効率は頭を使いますから。

 

これは

以前に聞いた話。

 

「作業に時間がかかると言う事は

それが、長くかかればかかる程

自分の時給を下げている事なんだよ。」

 

ひとり営業の場合

どうしても

自分の為の人件費に関しては

おざなりになりがち。

ま、好きでやってるからいいかって…。

 

でも自分の時給を下げるということは

自分の価値を下げているということです。

 

お菓子の販売金額を人件費の為に

上げる事は出来ない場合がほとんど。

じゃ、

自分の価値はというと

時間で上げていくしかないんですよね。

その為には

どうやったら効率よく進むか

常に考えること。

 

仕込みの順番

窯入れの順番

これをしながら

これが出来る

あれを準備しながら

あれを仕上げて……っと

そのためには

下準備をここまで終わらせておけば。。。

っと

頭の中ぐるぐる(笑)

 

頑張りましょうね(笑)

 

 

 

自分の価値についても考えよう

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